Soliloquy

【 2002/11 】

* 木枯らし1号 (11/3)
* 恩師がキャンパスにやってくる (11/6)
* 実はCRTの方が暖かい (11/09)
* 体内時計、壊れる (11/16)
* エネルギーの改質 (11/23)

* 2002/11/3 (日) 【 木枯らし1号 】

The limited express Kogarashi 1 bound for Tsuge departing at 19:08 will be leaving from track 0. This train consists of 2 cars. Boarding locations are indicated by white triangles from No2 to 3. Please form into two lines to board the train.
19時 8分発 特急 木枯らし1号 柘植 行きは 0番乗り場から 発車します。  列車は 2両で 到着します。 ご乗車のお客様は 白の△印 2番から 3番で 2列に並んで お待ちください。

いやはや、月がかわって、急激に寒くなりましたね。確か木枯らし1号は、近畿地方では数日前に観測されたとかいう話です。皆さんお風邪などしていらっしゃいませんか、私は、軽く風邪気味になったのをきっちりかっちり治していたら予定が遅れてしまってあたふたしているところです。

そんなわけで寒風吹きすさぶ中、実験レポートを書いていたのですが(もちろん室内でですよ)、昼過ぎに突然電話がかかって参りました。このサイトの企画担当、AI氏からの呼び出しです。
「今から出て来れますか?」
「え?いや、今レポートが…。」
「いえいえ、レポート書いていて、ちょっと電話に応対して、ふと辺りを見回すと、学祭をやってるわけですよ。」
…なるほど、『現実逃避』を始める条件がそろっているわけですか(10/30付Soliloquy【ループは無しで】参照)。

ということで行って参りました。ぐるちょ氏の大学の学園祭、最終日。
学園祭、全国津々浦々多少の形の違いこそあれ、だいたい、何か出し物やってたり、お店が出ていたり、それがメインですよね。こういう学園祭の発祥とかってあるんでしょうか、こういう雰囲気は嫌いではない、って言うより一年に一度は味わっておきたい雰囲気でもありますが、個人的には大学の学園祭たるもの、もっと研究室やいろんな施設を大々的に見せてくれてもいいような気がします。去年は1個だけ行きました、これもAI氏と一緒に。見せてもらったのは、超伝導か何かの研究室、絶対零度に近い温度を達成する機械が、部屋の真ん中にでん、と置かれた研究室でした。一般の人々にもなんとか分かる平易な内容から、実際の研究内容まで、なかなか面白かったのですが、惜しむらくは、若干入りづらい雰囲気だったのと、廊下に張ってあった呼び込みの張り紙。
『-273.15K(ケルビン)の世界』
…間違ってます。ケルビンでなくセ氏なら正解なのですが。ケルビン温度に負の温度は定義上存在しません、別世界です、それ。
今年は研究室紹介とかやってたのかなぁ、突然行ったのでどこで何をやってるか分からずじまいでした。『加速器あります』とかいう張り紙は見かけたんですけど、結局たどり着けませんでした。

そんな話はさておいて、メインの方。学生達がいろいろな出し物をやってます。この出し物、特に食べ物系はサークルの貴重な活動資金源となるのですが、外れてしまうとわりと大変です。この時期は、年によってやたら暖かかったり寒かったりいろいろですから、「何を出すか」は結構な賭けになります。
フランクフルト:当たりはずれ無し、ただし収益率はそこそこ。
おしるこ、おでん:寒いときは爆発的、暑ければパア。
アイスの天麩羅:暑いときはネタ性と相まって好記録、寒いときはネタに走る余裕もなくスカンピン。
そういうわけで、残念でした、アイス天麩羅屋さん、おめでとうございます、おしるこ屋さん。
で、私は次々と(といっても2軒ですが)知り合いの店の前に引き出されて、食べ物を買う羽目になるのでした。おなかも空いていたので、まあいい感じでしたが。

さて、AI氏に誘われ、ぐるちょ氏の大学の学園祭に、というわけで必然的にnt-p.netの人間が集合してしまっています。そんなわけでこのサイト関連の話もしたり、ネタも探したりしながら歩いていたのですが、
「○○円で幸せになりませんか?○○円で幸せになれますよ?」
値段は忘れてしまいましたが、確か数百円。何の出し物だったのでしょう?あまりのあやしげさに3人とも普通にスルーしてしまいました。私などは吹きだしながら。口惜しや、ここはnt-p.netの人間たるもの、その身を挺して体験してみるか、それでなくても何か当意即妙の答えを返してその場を突破してくるべきだったのでしょうか。うーん。
回答例1「(厳かに)私の幸せはン百円如きで購えるものではない。」
回答例2「(幸せ満面の笑みで)いいえ、もう間に合ってますから。」
回答例3「(困ったように)すいません、もうおなかいっぱいです。」
…幸せって何だ。

そんなこんなで夕暮れを迎え、学園祭もそろそろお開き、ぐるちょ氏はサークルのメンバーと飲みに、私とAI氏は夕飯を食べてからそれぞれ帰途につきました。わりと寒かったですが、天気のいい秋空のもと、気分のいい半日でした。

…で、現実逃避終了。目の前にはレポート、徹夜ですか?また風邪ひいちまうな…。

[ 敬称略 ]

* 2002/11/6 (水) 【 恩師がキャンパスにやってくる 】

実験レポートがまだ倒せません。提出は明日です。そんなわりとお茶目な状況の中、高校時代の恩師が私の通うキャンパスを訪ねていらっしゃいました。高校1年生をつれて、遠足と称したキャンパス見学なんだそうです。

皆さんは、高校時代はどのようにして過ごされましたか、そして、大学時代はどのように過ごされましたか?特に、勉学面で。
「大学に入るために」等という理由で高校時代の勉学を乗り切ってしまうと、大学生になってから躓くことになります。そうでなくても、大学時代の勉強とは、自分で学ぶことを見つけて、どれだけ本気でやるのか、そのあたりが、もちろん結果には響いてきますが、かなり自由裁量。従って、勉強に取りかかる前に、自分探しなどしてしまうわけですね。
そんな理由があってかなくてか、はたまた別の目的か、大学の生活、というのを今のうちに見学しておいて、これからの高校生活に弾みとモチベーションをつけよう、というのが今回の訪問の趣旨だったようです。

今回いらっしゃった恩師先生方は結構な人数だったのですが、その中で、私の部活動の顧問でもあった先生に、昼休みの間のちょっとした時間を利用して、出会ってきました。
ご存じな方もいらっしゃるかと思いますが、私の高校時代の部活の顧問の先生は数人おりまして、今回出会うことができたのは、マラソンが得意な先生です。豪快さんな先生ではありません。「おっ、これは!?」の先生とかもいらっしゃったそうなのですが、お会いすることができませんでした。

短い時間でしたが、近況報告、クラスメイトの話などを交わしました。先生の方はお変わりないようで、何よりでした。私の方は、あまり成長した自覚がないために、いまいち胸を張れない気分だったりもするのですが。もうしばらく、いろんな先生とお話もしたかったのですが、先方にも用事があり、こっちも講義が始まるということで、ここで別れました。どうも目先のことしか見えていない毎日、たまにはふらっと過去に出会うのもいいものです。

で、不覚にも講義室を間違えました。遅刻です。講義内容はレポート講評。別にこき下ろされたわけではありませんが、時間がなくてやっつけてしまった体裁の整わない私の前回のレポートを実験原理の説明のために名指しでOHPに映すという、わりと晒し上げな目に遭いました。他にも同じ憂き目に遭った人、名は伏せられていてもこき下ろされた人、数名。ああ。

[ 敬称略 ]

* 2002/11/09 (土) 【 実はCRTの方が暖かい 】

「今年の冬はAthlonでぽっかぽか!」  そんな謎なキャッチコピーもどきがふと頭に浮かぶ今日この頃。やっぱり暖房として使うときはファンを手前にPCを配置するのでしょうか。むしろケースは開けっ放しが基本なのでしょうか。指先が冷えてきたらヒートシンクで暖まったりするのでしょうか。「ちくしょう、放熱量が足りねぇよ!」とか言いながら負荷のかかる処理を始めたりするのでしょうか。そして温度を上げすぎて危うく火傷しそうになったりするのでしょうか。あげくの果てにはしばらくケースを閉めて熱をためる→機を見て開け一気に暖気を発散、等と計算高く暖を取ろうとするのでしょうか。いやそこまではちょっと。私は指先がちょっと暖められるだけで満足です。欲を言うともうちょっと熱量が欲しかったですね。やはり600MHz程度の古いタイプですからイマイチなようです。って何故に実際やってるんだ私は。

[ ぐるちょ ]

* 2002/11/16 (土) 【 体内時計、壊れる 】

で、日常生活にチャレンジ!
…無茶な話です。皆さんは、正常ですか、体内時計?私のは、ここ一週間ほど、見事に故障しています。寝坊して一限が落ちたり、朝御飯を抜かざるを得なかったり、夕方の意図しない時刻に電源が落ちたり、おかげで作業が滞り通しです。

「体内時計が正常に回っている大学生サイト運営者はいない」というのは軽い冗談として、私の周囲にも体内時計の危なそうな人はちらほらいらっしゃいます。もともと大学生は自由裁量の時間が多い上に、実験レポートのように少々規模もサイクルも大きい課題が課せられることもあって、決まったペースで生活をするには結構な計画性と実行力が必要になります。私にそんなものがあるわけもなく。かくして生活パターンは夜更かし、徹夜とそれに伴う予期せぬ疲労、回復用定格外睡眠によって乱れに乱れることになります。この結果、体内時計が故障する、と。

起きたいときに起きられず、眠りたいときに目が冴える、あるいは、寝ても覚めても眠い。体内時計が故障していると、何かとつらいものです。ここはやはりきちんとメンテナンスをすべきでしょう。普通に壊れているのなら、とりあえず三食きちんと同じ時刻に食べるところから始め、ない計画性と実行力を総動員して規則正しい生活をすれば比較的簡単に正しい時刻で回り始めるものと思われます。
ところが、面倒なのは「間違った時刻を指して正しい時刻とし、譲らない」タイプの故障の仕方、例えば、2時間遅れとか、5時間遅れとか、そういうやつです。ずれた時刻で規則正しいがために、普通に規則正しくしただけでは、なかなか治ってくれません。ではどうすれば?

…少しずつ調整していくしかありませんね。少しずつ早めるか、むしろ一周遅らせるか、遅らせるときには、ちょっと気を抜くと予定外の時刻に眠ってしまって、余計症状がひどくなってしまうので注意が必要です。何にせよ、計画性と実行力が要求されるわけで、もともとこれの欠乏のせいで壊れたのに、治せるんですかそれ一体、っていう話でもあります。特に今現在の私のようにしょっちゅう現実逃避に入ってしまう人間にとっては。

あああ、30分くらいのつもりだったのに…

[ 敬称略 ]

* 2002/11/23 (土) 【 エネルギーの改質 】

現実逃避
このツールを使用することで、レポート作業で疲労した精神状態を最適化することができます。

処理内容:nt-p.netの原稿書き
所要時間:40分(推定)

実行しますか(はい/いいえ)?

…はい。

電話がかかってきました。AI氏からの呼び出しです。
「今学祭とかにいてますか?」
「いや、レポート。」
「いえね、レポートを書いていて、ふと電話に応対すると、学祭をやってるわけですよ。」
「…ごめん、逃げてる場合じゃない。」

人は、嫌〜な作業を連続で行うときには、ちょくちょく現実逃避を入れて、精神状態を保ち、エネルギーを補充しながら作業にあたるものです。しかし、現実逃避を行っているだけの時間がない場合はどうでしょう?
まず、日常生活で、止めてもさほど影響がでないブロックの作業が停止し、そこからエネルギーが供給されます。まず、部屋掃除、次に洗濯、さらに料理、睡眠…。それでも足りない場合は?通常の仕方で利用できるエネルギーはもはや残っていません、しかし、あります、逃避エネルギー。

本来、逃避エネルギーとは、今やっている作業が嫌だな、ってのでたまってゆく、目の前のやらなきゃいけない作業には使えない類のエネルギーです。質が悪くて使えないのではなく、異質なために使えないエネルギーです。しかし、何とかして使わなくてはいけません。

そこで、この逃避エネルギーを詳細に見てゆきます。すると、「文章書きにはとてもじゃないが、グラフ作成や表計算くらいなら何とか」という類のエネルギーが結構含まれていることに気付きます。こういうエネルギーは、即、作業に回されます。これでグラフは描けます。でも考察や文章ができません。かくして、こういう作業ができるエネルギーを延々と探しているうちに、グラフのクオリティだけが異様に上がっていきます。

ああ、駄目です。どうしても利用可能なエネルギーが見つかりません。こうなったら最期、この逃避エネルギーを正規のエネルギーとして利用するためのエネルギー改質作業が始まります。
エネルギー改質には、改質器が必要となります。一般に改質器は「締め切り」であることが多いのですが、この締め切りの質によって改質して取り出される正規のエネルギーの量と質は大きく異なります。今回の改質器は「レポート提出期限」。私の学科は、実験レポート未提出 → 実験(必修):不可 → 留年 という、留年への直結回路が割と近くに潜んでいます。この「留」は、結構強力な改質器になります。かくして、逃避エネルギーを逃避元に使い込むという、割と悲壮な作業が開始されます。

改質逃避エネルギーは、なるほど正規のエネルギーが欠乏している状態では貴重な存在ですが、残念ながら正規のエネルギーには及びません。長時間、大量に使うといろいろな部分に不具合が生じます。データの処理ミスが多発し、それに伴ってそれまでの時間と労力、エネルギーが一瞬で消し飛ぶなどよくあることです。そしてその消し飛んだ時間に何とか意味と意義を見いだすために、より考察の内容がヘンに深くなり、さらに大量の時間、エネルギーが使い込まれることになります。そんなわけで、疲労も通常より早く、重くなります。そして何より、改質器の運転にもエネルギーが要ります。こういった状況を支えるために、外部から大量に、そして不定期にお茶が入ったり、コーヒーが入ったり、食べ物が入ったりと、生活パターンが荒れに荒れることになります。今回はどうも話がオチない雰囲気ですが、以上のような結果から、改質逃避エネルギーの使用は最小限に抑えるのが好ましいと結論づけることができます。でも、社会人になったら、こういうことって日常茶飯なんでしょうか?

結果の表示

処理は正常に終了しました
処理時間:1時間3分

おいこら。

本日の就寝予定時刻まであと20分です。
就寝時刻を遅延させ、レポートの期限内提出に努めますか(はい/いいえ)?

…はい。

[ 敬称略 ]
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