Soliloquy

【 2003/4 】

* (4/6)
* (4/14)
* (4/20)
* (4/21)
* Recipe4 (4/27)

* 2003/4/6 (日) 【 】

3月に…
去られました。

さて、月も年度もかわりました。入学式、入社式、始業式、新学期のガイダンス…、そんな季節がやって参りました。一年で一番キャンパスが混む時期の始まりです、皆様いかがお過ごしでしょうか。本当にご無沙汰となりますが、私の身には特に何も起こっておりません。

その割にしばらくほったらかしにしてしまいましたが、実はその間、実家に帰省しておりました。実家にはweb環境がございません。いや、設定したらできるのですが、設定が面倒いのと、下手にさわると何が起こるか分からない機体とに阻まれ、そのまま接続せずじまいでした。ちなみに、実家にある機体は全て骨董品の部類に入ります。並の骨董品じゃありません。HD容量250MBのPowerBookとか、そんな機体ばっかりです。まあそれでも、スタンドアロンで原稿を書いたり表計算をしたり、とか言う仕事には十分使えます。そんなわけで、実家に帰ったときは、機能拡張もまともに動かなければ、時刻すらも忘却しているPerfoma588とかで原稿を書いたりしているわけです。親が自分用のノートパソコンを持つと据え置き機が全く見向きもされなくなってどんどん取り残されていってしまいます。まあ、特段不便はしませんが。

話は変わりますが、今年はちょうどいい時期に桜が咲いていますね。今日などは絶好のお花見日和。サークルなどでお花見に行かれた方も多いのではないでしょうか。もちろん私のサークルも例に漏れず、なのですが。

行って参りました。そこには満開の桜、満開のブルーシート、満員の人々、ひしめく出店…。
本当に桜を愛でているのか微妙なところです。個人的には、こういう人がわんさか集まるところに咲いているたくさんの桜よりも、もっとへんぴなところに咲いている、とか、一本だけどっしりと咲いている、とか、とにかく人口密度の低い、そして比較的周囲を緑に囲まれた桜が好きですね。この点で、信楽にある何とか言う桜は完璧です。一本だけ咲いている、それこそ由緒もあるらしい大きな桜、交通の便が悪く、周囲に集まるのはほぼ付近の住民、ゲートボールチームのみという人口密度、落ち着いて桜を見ていられます。それには及ばないかも知れませんが、故郷のダム湖に植樹した桜でも近いうちに見に行きたいと思っています。…県議会議員選挙の時にでも。

花見に人がわんさか集まっている所って、たいてい宴会が行われていますよね。私はあれがどうもいまいちなのです。もちろん、みんなで集まって楽しむのは悪いことじゃありません。でもそこですごい勢いで飲むのはどうかと。主役は桜なはずなのに。いや別に飲むのが悪いと言っているわけじゃありません、周りの人が不快感を覚えるような飲み方をしないでほしい、と。ちょっとずつ飲みながら桜をながめ、詩でも詠んでいるような宴会があれば、私は喜んで参加したいと思います。美とは何か、という議論でも結構、桜の花弁の構造についてのお話でも良し。だからそこ、酔っぱらって乱れた服装で雑魚寝するなって。え、何?勢いあまって飲み過ぎた?

かくして彼はある者に会うことになります。

うぅ、ン、飲み過ぎ…、気持悪…。
あ、あれ、みんなは、いや、その前にここは?

…そうか、なんだか違うところに来てしまったみたいだ。
あれ?あそこにいるのは…、お酒の神様?
あ、御使いが、私の方に…。

「飲み過ぎで気分がすぐれないようですね、さあ、これを。」
「…これは?」
「どうぞ、残さずお飲みなさい。」
「ありがとうございます。…熱…ッ、何ですかこれは?まるで喉が焼けるようですが。」
「飲み過ぎにはこれが一番、『迎え酒』ですよ。」
「…ぅぐうぇっ!?」

おい、こら!しっかりしろ、ほら袋!

皆さんも、お酒は美味しいやつを、程々に、主役は桜なんですから。

[ ]

* 2003/4/14 (月) 【 】

さて、新学期が始まって一週間といったところでしょうか、キャンパスには人があふれ、自転車があふれ、たいていはさらに工事が重なったりして、至る所で交通障害が起こっていますね。皆様いかがお過ごしでしょう。私は久しぶりに味わうこの人ごみに、わりと辟易しています。視界の中に入る人間の数が多すぎるんですよ、故郷では5を越えるのが珍しいくらいなのに。必然的にそれら人との距離も短く、対人衝突回避システムの処理限界を超えるどころか、まず認識の段階でバッファがあふれてるんですよ。こういったことから、ロボットが生活面で実用化されるのはまず田舎からではないか、と考えることができますね。そんな話はさておいて、早く人の流れが落ち着いてほしいものです。

さて、昨日、4月13日は統一地方選挙の投票日でした。そんなわけで、また実家に投票だけしに戻ったわけです。ぐるちょ氏はあっさりと不在者投票で済ませたようですね。皆さんは、行かれましたか、投票?

「そんなもん行ってもしょうがない。」「私のたった一票ではどうにもならない。」「誰がなっても一緒。」「誰にも入れたくない。」「…っていうか、面倒い。」
だいたいこんな所でしょうか、今回の選挙は軒並み投票率が低かったですね。かくいう私も、今回はちょっと辞退させていただこうかと考えていた有権者の1人です。とはいえ、そこは持ち前の勿体ない根性が働いて、持ってる権利は使わないと損、ということに相成った次第です。候補者のうち私が名前を知っている人は1人だけでしたので、問答無用でその人に入れてきました。「この人は優秀だから、この人に入れよう」方式だと誰にも入れられない事態が生じてしまいますが、「とりあえずこいつに頑張ってもらおう」方式で考えれば、「私があの人を舞台に立てた」感、ひいては、「私が小なりとはいえ政治に関与している」感が生まれていい感じではないでしょうか。それに、投票しておけば、「私はあなたに入れたんだからしっかりせんかいやおいこら。」と堂々と言える権利まで手に入ってしまいます、これも勿体ながって使ってしまうんでしょうか、私は。

そんなこんなであっさりと用事が終わってしまったので、再び街へと向かいます。しかしまっすぐ帰るのも味気ないので、回り道をば。私はたまに、無性に気動車に乗りたくなるときがあるんです。そんなわけで、普段乗るローカル線を反対向きに乗って、さらにローカルなローカル線へ。

「関西本線」というその路線の私が乗った区間は、月に一回、線路保守のために堂々と日中に列車を運休させるほどの路線で、基本的に田舎と山あいを走ります。ワンマンディーゼルが、田の中を疾走したり、切り通しを駆け抜けたり、民家が遥か下に見えるほどの土手の上を走ったり、集落を対岸に川の崖下を引っかかるように走ったりと、なかなか風光明媚な区間です。ちょうどこの時期は沿線に植わっている桜がきれいです。特に「笠置(かさぎ)」という駅では、ホームから見下ろすところに公園があって、そこの満開の桜の下、慎ましやかにお花見が行われているという心安らぐ光景が見られます。ほら、宴会メインじゃなくお花メイン、ピクニックモードな花見。ホームにも桜の木々がせり出していて、ちょうど昨日は列車が桜吹雪の中、ホームに入っていく、というとてもいい感じな状況でした。カメラを持っていなかったのが残念な気もしますが、停車はホンの数分ですから写真よりも目に焼き付けておくこととしましょう。途中下車でも構いませんが、次の列車まで1時間、危うく日が暮れるタイミングだったので実行はしませんでした。

そんな感じで、車窓からのお花見と観光を楽しんで参りました。この区間は、新緑の季節とか、夏に乗ってもいい景色です。関西本線、木津〜柘植。足を延ばして、亀山まででも。なんだか、選挙にかこつけて、小旅行を楽しんできた感が否定できません。まあ、する必要もないと思います。自分が入れた候補者の結果をまだ知らないと言うのはちょっと問題かも知れませんが。

…あ、「故郷のダム湖の桜」見忘れてきた。

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* 2003/4/20 (日) 【 】

というよりも、始まって数週間という方々の方が多いでしょうね。かくいう私はスロースターターな方で、本格的に始まるのはこの週明けからでしょうか。別にこれは何も私が今までサボってたとかそういうことではなく、単に配属が先週の末にやっと決まったってだけの話です。2月の末に配属希望をだしてから早一月と3週間、もうちょっとさっさと仕事してくれないんでしょうか、うちの学科の事務は。まあ誰かさんの学科の事務のように「今日中に決めろ」というのもどうかと思いますが。

それにしても配属願を出してからの1月と3週間、実に何というか、安心できないというか。うちの学科は配属希望願に第15希望まで書かせるんですよ。で、成績で一気に決めちゃうわけですよ。第一希望が外れたらもう何処に行くか分からない世界、そして配属される研究室によって大きく変わるここ数年とこれからの人生、研究室訪問にはいっぱい行きましたとも。で、分かったことといえば、まあ「よくわからん」っていうことと、自分の習性ですかね。

「さんざん見て回るけれども、結局一番最初に見たところにする。」
「ああいうオーラの指導教官に弱い。」
まあこの2つです。特に一つめは、日常生活のいろんな面でも現れているような気がします。どうしようもないんですよ、端から見れば単に時間の無駄にしか映らなくても。で、さんざん逡巡して提出したあげく1月と3週間もの時間があるわけですね。

良くできた人なら、これからに向けていろいろと準備する期間だったのでしょうが、私は特にそういったことはいたしませんでした、今から思えばかなり惜しかったような気がします。かといって、じゃあ暇してたのか、というと決してそうではなく、全力で暇なことをやっておりました。結構忙しかったです。でもまあ要は暇してたんじゃないのか、という問にはどう答えたらよいのやら。もうちょっと頑張れば熱力学の勉強につながった気がしないでもないのですが。

で、その1月と3週間の後、配属決定前々日に、恐ろしい掲示がなされるわけです。
「研究室配属未決定者について」
15つもの希望全てに外れてしまった方々への通告です。翌日に集合し、くじを引き、面接を受け、その日に、つまり、1日早く配属が決定します。っていうか、そんな勢いで作業ができるならもうちょっとこの1月と3週間を縮めてくれてもいいような気がします。

何はともあれ、私の配属される研究室も決定しました。第一希望で通れたのがわりと不思議な感じです。第8希望になった友人とか、結構いたのに。

かくして、私の研究室ライフというやつが始まります、そう、Scientistへの第一歩(?)。これから卒論に、勉強にと忙しくなります。そう、忙しくなるんです、ここが今のところ一番の問題で、忙しくなるってことは、このサイトの原稿(っていうかSoliloquy)を書く時間が少なくなるってことです。執筆担当としてはわりと大変な事態です。まばらな更新がさらにまばらになるかも知れません。しかし、忙しくなる、ということはすなわちネタが大量に発生する可能性が高くなる、ということでもあります。特に私の場合、適正負荷を少し越えるとネタティックエラーが多発する傾向にありますので、これはわりと確度が高いかも知れません。このようにして、私は時間の減少とネタの増加というジレンマに悩まされることになります。そんな感じで、原稿が遅れて皆さんにご迷惑をおかけするかも知れませんが、どうかお見捨てなきよう。

え?迷惑かかる人なんていないって?

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* 2003/4/21 (月) 【 】

えー、久しく普通の原稿をさぼっておりましたぐるちょです。 敬称略氏が研究室に配属された、という事を書いていらっしゃったので、 「誰かさん」の私もつい最近配属された研究室関係の事を書いてみたいと思います。

私が研究室に配属されたのは10日ほど早く4月11日でした。 配属の方法は敬称略氏とは大きく異なりました。 まず、その日の午前中に配属についての説明があります。 そして、午後1時から1時間半で、めぼしい研究室を見学します。 研究室数は全部で16個。 研究室見学の時間は、これが最初。そして最後です。 全部どころか、話を聞いてみたい所を全部回るのすら辛い時間です。 時間が終了したら、続いて「研究室配属調整の話し合い」です。 略氏のように「希望票を出して成績順に配属」等というものではありません。 希望の研究室に行けるかどうか、その鍵を握っているのは日頃の勉強っぷりではなく 駆け引きの手腕とその場の運です。 要するに周りの様子を伺ったり(もしくは周りを牽制すべく先頭切って) しながら希望する研究室の所に名前を書き、 定員を超えたらくじ引きとかジャンケンとかをして一気に決めるワケです。 私は何とか第一希望で通すことができましたが、 友人の中にはくじ引きやジャンケンで敗れ去り、不本意な研究室に赴いた者もいました。 そのうち1人は「院では再び第一希望に挑戦する」と言い切っていました。 はっきりさせておくのは良いのですが、1年間、 研究室でうまくやっていけるのかどうかやや心配でもあります。 ちなみに院試は試験成績順です。まっとうに。

そういった流れで研究室に配属されたワケですが、 私の配属された研究室には「コアタイム」という物は無く、 特に行かない日があっても問題はありません。 とは言っても輪講(註1)もスタートしてますし、 また研究室は空き時間を潰すにはちょうど良い場所なので、 ほぼ毎日研究室の方に行っていますが。 研究室によっては「○時〜○時は授業が無ければ必ず居なければならない」という制約があったりして 結構しんどいらしいので、その点私は良い選択をしたと言えるでしょう。 ていうかこの事を知ってて選んだんですけどね。 研究室選びの一番のポイントは「雰囲気」でしたから。

えぇとこんな感じでしょうか。 もっと書くことはあるような気もしますが、 まだ日が浅く書くべき事がよく分からないのと、 久しぶりのネタピの文章でカンが戻っていないのとで、 いまいち筆が進まないので今回はこの辺にしておきます。 しかし、生活に新しい展開がもたらされたことで、 これからは今までにない新種のネタが続々入荷される事が予想されるので、 そんなネタを忙しい中でも何とか皆様に還元出来るように  敬称略氏が  努力していく筈ですのでよろしくお願いします。

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註1
5〜6人のグループで一つの論文を読んで学ぶ時間。 10ページ程度で区切って分担を決めて、 自分の担当の所を発表する、という感じ。 自分の回の前日はツライ。

* 2003/4/27 (日) 【 Recipe4 】

何とか、研究室における最初の一週間が終わりました。新生活が始まった皆さんはいかがでしょうか、この土曜日が一応ゴールデンウイークの入りということもあって、新生活のイントロダクションにあたる初めの一区切りが終わったな、って感じの方も多いのでしょうか。

『これから新種のネタが続々入荷される事が予想されるので、 そんなネタを皆様に何とか還元出来るよう、出来る限り 敬称略氏が 努力していくことでしょう。』
 …そんなつもりはありませんでした。本当にありませんでした。ありませんでしたが、生活がかわって初めの数週間は定常値に比べて数割増しのエネルギーを消費するのが常です。さらに、そのエネルギーの運用に手間取るのも常です。

日常生活における動作パターンの変更と、それに伴うエネルギーの流れの乱れで、イカした料理もラクラク開発。
 …「素材の味を活かしたチャーハン」の開発が終了しました…

素材の味を活かしたチャーハン【そざい−あじ−い−ちゃーはん】
 調味料の使用を完全に廃した普通のチャーハン。これにより、素材本来の味が楽しめる上に、摂取する塩分の量をきわめて低く押さえることができる。とってもヘルCな料理の一種。

「…・・・…。」
「どうかしましたか?」
「…レタスがしなしなだ。」
「加熱しましたからね、でも素材の味は出てるでしょ?」
「…焦げの味がする。」
「まぁ、スパイスだと思って。テフロンの味はしないんでしょ?」

…そう、要は単に「味付けを忘れた」ってだけの話なのであった。

困ったことに、この一週間は他にもミスが相次ぎました。前回のネタティックミーティングで開けたウーロン茶が冷蔵庫内で傷んでいたり、生協のプリペイドカード自販機にお札と一緒にレシートつっこんでしまって機械を止めてしまったり。後ろに並んだ人、本当すいません。

そんなこんなの一週間も終わり、週末は研究室の新歓飲み会。どの研究室もだいたいこの日だったようですね。先生を囲みつつ、先輩に囲まれつつ、何となく部屋の雰囲気が分かりかけてきたところで、一気に仲良くなるための会です。

一次会を飲み屋で行い、二次会をセミナー室で。いやぁ、研究室飲み会っていうのは、なんていうか、面白いですね。お酒の席で、何とやらイオンの話とか、合成だとか、分析だとか、専門用語とそのテの話が飛び交います。傍から見たらヘンな集団かも。トークしながら飲むのは楽しい。自分の意志とは関係なく世界が回り始める感じ、というのを楽しませていただきました。ところで、
「おっ、空いたか。じゃ次これ行こう、そのコップでいいか?」
「あ、じゃあ『共洗い』で。」
っていう会話は理系人間の飲み会の基本ネタのひとつだと思うのですが、皆さんはいかが思われますか?やりませんか?やりますよね?

その後、だいたい日付がかわったところで散会し、帰路に。その日はたまたま公共交通機関を使っていたものですから、普段は自転車で20分の距離を徒歩で行くことになってしまいました。普段の数倍の歩行距離ですが、まあ、この程度で筋肉痛になりはしませんね、って言っておいて3日後になったりしたらどうしよう。

「おはようございます!…あれ、どうなさったんですか、動きが重そうですけど?」
「ん、筋肉痛でな。」
「…今頃ですか?先輩、以外とトシですね。」
「…ほっとけ。」

これと似たようなことが、お酒でも起こったりしたらどうでしょう。

「…?」
「どうかなさったんですか?」
「昨日の記憶がない。」
「はい?」
「一昨日飲んだのは覚えてる。思いっきり飲んだな。で、昨日の記憶がないということは、私も結構トシだな…。しかし、私もあそこまではやったが、おまえ、ああいうこととか、そういうこととか、いくら酒の席でもちょっとどうかと思うぞ?」
「…え、え?ええ!?」

…うわあ、ヤな奴。
 皆さんも、そう思われたくなかったら、酒に対する老化だけは避けるようにしてください。

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