Soliloquy

【 2004/2 】

* 季節の変わり目に (2/3)
* 洗いものあれこれ (2/18)
* こんなキャラでは (2/25)

* 2004/2/3 (火) 【 季節の変わり目に 】

「先週末こそは、休日らしくすごそうと思っていたのになぁ。」

…今年に入って、四度目のセリフとなりました。土曜日の仕事が若干遅れて夕方深くまでずれ込み、玉突き式に週末雑務が遅れていき、疲労回復時間を取りあえず確保したら残りがほとんどなかった。このパターンは今年に入ってから初めてです。今までは普通に仕事の持ち帰りをやってました。まあ、それがない分、少しは余裕ができて、普段しないような雑務がやっぱりそこに入ってくるわけなのですが。

そんなわけで、先週末は、PowerPointの導入とハードディスクの整理と整備を行っておりました。私のようにコンピュータを酷使しない人間でも、流石に丸4年近く使うとハードディスクがあふれそうになってきたり、スキャンディスクをした一週間後にいきなり起動しなくなったりするわけで、そろそろハードディスクの中身の整理をしておこう、と。

1.要らないデータ(正確には、その中で撤去が非常に簡単なもの)の選定とCD-Rへの退避、撤去。
2.スキャンディスク(完全、250日ぶり)。
3.ウイルススキャン。
4.デフラグ(460日ぶり)。

正確には、先々週末からの作業で、その時スキャンディスクまで済ませていたものの、先週末にいきなり起動しなくなり、再びスキャンディスク。時間かかります。と言っても、それぞれにものの数時間、と言うところなのですが。容量は数世代前の品物らしく13GB。データの転送速度も同様でATA33。この辺りが上手く絡み合った所要時間です。取りあえず、データの撤去で一気に5GB空きました。ちなみに撤去したデータは誰かさんがうちに来たときに適当につっこんでそのままになっていた.wavファイル共です、何年前のだ。

で、デフラグの画面をぼーっと見ていたら、いつの間にか眠っていて、休日終了、と。今週と言う名の平日が始まっているわけです、今。

そういえば、今日は節分でしたね、食堂で福豆を渡されて初めて思い出しました。以前ならば、キャンパスの隣にある神社の節分祭のおかげで、否が応にも気がついたのですが。むしろ今日は、先輩と先生方がシンポジウムに行ってらしたので、静かな一日でした。実験室は2部屋あるのですが、私がいるほうの部屋は午前中は本当に私一人だけ。だだ広い部屋にほんと一人。ここぞとばかりに、自分空間の改装をさせていただきました。卒論が地味にピンチなので、現実逃避です。ンな事をしていると、誰かがやってきました。

「あれ?○○はどうしてんや?」
「え?今日はシンポジウムですけど。…っていうか、先生も行かはるんでは?」
「今日か?…今日か!?」
…教授。

[ 敬称略 ]

* 2004/2/18 (水) 【 洗いものあれこれ 】

「先週末こそは(以下略)。」

地味に連続記録の更新が続いています。卒論発表がだいぶ近づいてきて、週末の仕事持ち帰りが頻繁に起こっています。とは言っても、そこそこリラックスをしつつ仕事をするので一応休みは休みになっているというかいないというか。

そう、卒論が近づいているのです。今までは実験をし、データを集め、そこそこの処理をしていればよかったのですが、本格的に先輩方のデータを整理したり、文献を集めて理論武装したり、出てきたデータに解釈をつけたり、整合性を考えたり…、と、そういう「データを洗う」作業がメインになってくるわけなんですね。そんなわけで、今現在、日々是洗い物中也、です。

ガラス器具を洗い、データを洗い、プリンタを洗う、そんな日々。

今「プリンタ?」と思われた方、あなたの目はまともです、ご安心を。
 研究室で使うようなプリンタと言えばレーザープリンタが主流ですが、うちの研究室の場合、これがモノクロでして、今のところ自前でカラーのOHPやポスターを作成することができません。それを解消すべく今度プリンタを買うことにはなったのですが、それとは別に、どこからともなくA3カラーインクジェットプリンタがひょっこりと貰われてきたのです。聞けば数年前に専攻の測定機器室に導入した機器の出力用に付いて来たものの、速度とランニングコストの面からほとんど使用されることなくレーザープリンタにその職を追われ、以来ずっと埃をかぶっていたのだとか。何で今頃。で、どんなプリンタかというと。

EPSON PM-2000C

…家庭用A3プリンタ黎明期の頃の機種ではありませんか。うちの実家にもあります。ちなみにとっくの昔にお役ご免となり埃をかぶっています。そんな機種にここでお目にかかれるとは、若干の懐かしさに襲われつつ、電源を投入します。

ギーガガーラーガガーニャーガーガガーニャーガー、ギガガッガッガッガッガッ、キューキューキューキュー…

ああ、この音、このやかましさ。当時のプリンタそのものです。電源入れただけでこれだけのおまじない、刷る前にも似たような儀式。取りあえず、試し刷りです。この時代のEPSONプリンタですから結果は見えているようなものなのですが。

案の定。

ほとんどのノズルがつまっています。テストページを刷ってみても、意味不明な線の集合体が刷られるばかり、まるでこれは何でしょうクイズのような印刷結果。目詰まりパターン印刷では4分の3ほどのノズルがつまっている始末。

普通なら、ここでお払い箱でしょう、新しいプリンタも買うことですし。しかし、やんぬるかな、ここは物を大事にする研究室なのです。検索かけたら分解掃除の仕方を載せたサイトは見つかるし、アルコールなんて幾らでもありますし。そんなわけで、そのサイトを見つけてしまった私が修理を仰せつかってしまうわけです、ああ、時間無いのに。

取りあえず、分解してヘッドを取り出します。
エタノールをしみこませた綿棒でびしびしたたきます。…治りません。
エタノールをしみこませたティッシュをしばらくあてておきます。…治りません。
イソプロピルアルコールにヘッドを浸け、一昼夜放置します。…まだ治りません。
筋金が入ってやがります、このインク詰まり。
 その後、同様にエタノールに浸して数日放置したり、ピペットのゴムの部分をあてて強制的に空気やエタノールを流したり、最終的には蒸留水を同様にして強制的に流すという方法で全部の穴の詰まりを解消しました。相当荒技です。ちなみに、これでも詰まりが治らなかった場合には「超音波洗浄器にかける」と言うグランドフィナーレが用意されていました。

で、組み上げます。
刷ってみます。
…ヘンです。

やはり一連の荒技で電子回路かどこかを逝かせてしまったようです。カラーが逆に出なくなりました。黒も今まで出てたところが一本どうしても出ません。あぁあ、残念。私の一週間を返せ。

仕方がないので、今、私の机で静かに余生を送らせています。
インクが尽きるまで、A3モノクロインクジェットプリンタとして。
物を大切にするのは大事ですが、時間も大切に。

[ 敬称略 ]

* 2004/2/25 (水) 【 こんなキャラでは 】

卒論の発表が迫っています。
要旨は何とか書き上がりました。
スライド(PowerPoint)の準備はまだできていません。
っていうか、今日作り始めました。
原稿なんて、言わずもがな。
発表は来週の水曜日の朝一ですよ?
いつからこんなギリギリキャラになったのですか、自分。

そうです、3月3日の発表が迫っているんです。教授と日時の確認もしましたわ、そういえば。
「ひな祭りやけど、別に平気やな?」
「大丈夫です、男の子ですから。」
…何だこの会話。

正直な話、さっさと方向性を決めて、要旨を書き上げて、並行作業でスライドと原稿もだいぶ上がってきている予定だったのですが、要旨にことのほか手こずってしまいました。提出するたびに赤ペンで全面血塗られてくる草稿、重なりに重なる助教授の先生とのディスカッション、追加のデータ処理、一見どうでもいいような所にこだわるグラフの体裁。
第10稿までいきましたが何か?

そうこうしているうちに同僚はスライドも原稿も仕上げて助手の先生と発表の練習をしている始末。その傍らでスライドの構成について紙の上で助教授とディスカッションしている私。間に合う気がしません。
いつからこんなギリギリキャラになったのですか、自分。

どうもこの研究室における自分のキャラというのがヘンな方にヘンな方に流れている気がしてなりません。この間の飲み会でも教授と先輩の間でこんな会話が飛んでましたし。
「ああ、彼、実は結構毒舌キャラですよ。」
「おう、知っとるよ。」
いつの間に毒舌キャラになっていたのですか、自分。

これだけならまだしも、この前中途半端にプリンタの修理をしてしまったおかげで、メカにも詳しいことにされてしまいました。そりゃCtrl+Cとかも知らない先輩に比べたらそうですけど、だからといって研究室の機器やネットワークがいじれるほど詳しいわけでは。いちばん詳しいのは助手の先生に決まってるのですが、いつも忙しい。てなわけで機械系の仕事が割と回されてくるようになってしまっています。「UVディテクタをつなぐAD変換ボードとそれ用のパソコン選んで。」とか、「届いたからつないでみて。」とか、果ては「新しい量子計算用のソフトウェアが届いたらしいから、取りにいってきて。」まで。なんだか最後のは単にお遣いという気がしますが。言っておきますが、私は決してコンピュータとかネットワークとか、そういうのに詳しいわけではありません。むしろ私が得意なのは、「こういう風に紙を挿したらプリンタに詰まらない」とかいうアナログな部分です。もはや役立つことも少ないですが。
「で、この装置どう使うの?」
「は、これはですね…。」
いつの間にメカキャラになっているのですか、自分。

そんなわけで、時間が足りなくてしょうがないのです。この文章を書いていてどうも自分だけのせいではないような気がしてきましたが、結局降りかかってくるのは、私に、なのです。何とかしなければな、と言いつつ発表のではなくnt-p.netの原稿を書いている私。
いつからこんなネタティックキャラになっているんだ、自分。

[ 敬称略 ]

追伸
そうそう、どうもネットワーク関連が復旧したようです。何のアナウンスもなく、こっそり治ってました。ああもう、私の休日を返せ、あの苦労は何だったんだ。2/18付の記事は研究室から投稿するという代替手段を用いましたが、これからはそんな危険な目もせずに済みそうです。関係各筋の皆様、ご迷惑をおかけしました。

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