Soliloquy

【 2004/3 】

* (3/7)
* (3/21)
* (3/30)

* 2004/3/7 (日) 【 】

「聴け、愚かなる、地球人共よ。」(さわやかに、はきはきと)
…私の同僚の卒論発表、別バージョンのイントロです。いや、もちろん冗談ですが。

ようやく、この一年の研究の総まとめとなる、特別研究報告の発表が終わりました。とは言え、終わったのは発表のみで、この後、特別研究報告書の執筆作業が控えていたり、それとは別に、日本化学会での発表の準備が控えていたりと、忙しいことに変わりはありませんが。取りあえず、卒業確定。まあ、なんていうか、一仕事終わった感じです。

それにしてもよくもまあ、あれだけの時間で格好になったものです。約一週間ですか、スライドを作り、原稿を書き、それを覚える。もちろん修正入りまくり。水曜日の発表なのに、原稿の第一稿が上がったのが月曜日の朝ですか。午前中に助教授の先生による大幅な改稿が入って、取りあえずその日の昼にその原稿を読みながらプレゼンリハ、スライドにツッコミ多数、スライド訂正、原稿を合わせて改稿、その日のうちにあらかた覚え込み、時間測定…大幅オーバー!?、原稿改訂、覚え込み、ネクタイの締め方を確認し、就寝。火曜の昼に再びリハ、ラストのツッコミあれやこれや、スライド訂正、同僚と二人でリハ…まだ時間オーバー!?、原稿改訂しつつ覚え込み、やや早口の練習、何とか時間内に言い切れるようになりましたよ?はうっ!?、セリフ飛ばした!?次の日は朝一、仕方がないので早めに就寝。

そんな感じで当日を迎えたわけです。AM9:00からの発表、7:45には登校して、まずはラスト1回、原稿を確認し、スーツに着替え、会場の準備。部屋を開け、スクリーンを下ろし、プロジェクタシステムを起動し、コンピュータを接続して、映るかどうか確認、マイクのテスト、そうこうしているうちに、発表の時間。

…人居ねぇ。

流石、発表会2日目、AM9:00という時刻の威力。1日目に発表があった研究室は、間違いなく昨夜飲み会だったわけで。研究室のメンバーの他には、先生が数人しかいらっしゃいません。ほとんど研究室内のセミナーと同じやん。

「それでは、はじめます。」

そんなわけで一連の発表、質疑応答。いまいちな受け答えでした。そして若干の時間オーバー、朝一から遅らせ始めてます、すいません。ちなみに、コンピュータ持参のパワーポイント発表だったわけなのですが、リハーサルの際、そのコンピュータの壁紙に『ここ_1024』を設定していたところ、先生方も含め研究室のメンバーに思わぬ好評を頂きましたので本番でも使用させていただきました。数年前のぐるちょ氏のセンスに感謝と拍手。

それにしても、時間内で、というより定刻±10秒程度でプレゼンテーションを行う、というのは難しいものです。始めのうち相当早口で入って、時間ができそうだったからゆっくりしゃべって、やっぱり時間が足りないから早口、大事なところが超早口、皆さんついてきてますか〜?時間だから仕方がないんですよ〜。でも情報だけはきっちり全部言いましたからね〜、と。流石にそこまでひどくはありませんでしたが、時間に合わせてしゃべる職業、アナウンサー達とかの大変さがわかった発表でもありました。

以上、3月3日、午前9時の特別研究報告について、お伝えしました。

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* 2004/3/21 (日) 【 】

皆様、しばらくぶりでございます。急に暖かくなって桜が咲いたり、かと思えばまた冷え込んだりと、気温の変化の激しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私は、きれいさっぱり、風邪ひきました。
特別研究報告(卒論発表)が終わり、先輩の歓送会も済ませ、ちょっと気が抜けたのでしょうか、ものの見事なタイミングでやられてしまいました。周囲を見れば、私の他にもちらほらと風邪ひきさんがいらっしゃるようで、皆さん、お大事に。

しかし実のところ、優雅に風邪なんぞひいている場合ではないのです。特別研究報告書の執筆が今佳境に入っています。締め切り間近。さらにそれが終われば卒業式、大学院の入学手続き、学会発表、とイベントが集中して襲いかかってくるのです。
そんなわけで、風邪なんぞひいてられるか!と、市販の総合感冒薬を服用して一気に回復を試みたのですが、逆に体温が下がって辛い思いをしました。全く動く気が起こらない。

そんなこと言いながらも、日々執筆作業は進んでいて、一応形にはなって来ているわけです。数度に渡るチェックもパスしましたし、後は本刷りをする段階です。周りの人、というか同じ4回生と、M2の先輩方もそんな感じで完成度が上がってきていまして、ラストの詰めに入ってくるわけです。
「Excel、詳しい?」
「ページ番号って、どうやってつけるの?」
「目次のページのページ番号って、どうやったらきれいにそろえられる?」
…いつの間に私はパソコン教室(初級)のインストラクターになったのですか。大抵答えている私も私ですが。

そんなこんなでデスクワークの日々、身体が実験を忘れてきていることに若干の危機感。キーボードはだいぶ叩き飽きましたが、タッチタイピングはむしろ下手になっているというこの有様。早く大量のイベントをこなして普通の研究生活に戻りたいものです。

…ところでだな、静かに余生を送らせるつもりだったのに、何で全力で働いているんだ?このPM-2000Cは?

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* 2004/3/30 (火) 【 】

「略君、これ、やっと届いた。h183のハードディスクと入れ換えて、Red Hat Linux のインストールしといて。ネットワークの設定は、これ。それから、コマンドラインで動くように設定しといてね。」
えええええ!?何でいきなりそんなに難易度が上がるんですか。つい最近までは、ページ番号の打ち方とか、そんな次元だったのに。

そんなわけで、先生が書いてくれたメモと、渡してくださった「初めて本」を傍らに、人生初のハードディスク換装と、パーティション切り、Linux のインストールなどをやっておりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。先週は、若干イベントが多くて、忙しくはないけれども意識の被占有率が高く、疲れる一週間でした。

取りあえず、月曜日は特別研究報告書の提出日でした。事務室で製本用の良い紙をもらって、研究室のプリンタで両面印刷。ファイルをセクションごとに区切っていたので整合性を取るのが大変でした。そういえば3年ほど前にもこんな苦労をしつつ文集一つ作ったなあ、などと思い出しながら。できあがった原稿を提出して、ひとくつろぎ。ちなみに、事務が閉まる寸前の時刻に報告書に署名を入れ忘れたのを思い出してダッシュする羽目になるのは基本でございます。

で、火曜日は特に何もなく、と言うより学会発表の準備に明け暮れ、水曜日は卒業式でした。と言っても、実質的に意味があるのは、その後の学位記の受け渡しなのですが。まあ気分の問題で、本部キャンパスまでスーツ姿で出勤です。ネクタイを締めるのに手間取っていたら、若干電車に遅れかけてしまい、この格好でダッシュです。式自体は普通の卒業式。学歌を聞いたのはこれがようやく2度目です。まあ、学位記の授与の時に壇上でジャグリングをするパフォーマーがいたりする、いたって普通の卒業式でした。で、そのあとサークルの後輩に花束をもらったりしつつ。自分の学位記の受け渡しは専攻別で、一応専攻長が名前を呼んで渡してくださいます。その隣りに事務の人がいて、
「はい、これが卒業証明書と、成績証明書。で、受け取りの印をここに押して。」
…要は事務作業だったわけです。その後は、引っ越してもぬけの殻になっている旧研究室を訪れてみたり、建て直しが終わって大学とは思えない異空間になった時計台に行ってみたり。

それにしても、式に来ている学生達よりも、親御さん達の方が気合い入りまくりだったような。私はこのまま進学ですからそんなに感慨もわきませんでしたが、これから就職する人たちにとってはしんみりするものもあったのでしょうか。私の周りでも、高校時代の友人を含め、社会人となる人がちらほら。エールを送る、と言うか何というか、お互い頑張りましょう。こういうつながりがあったことを大切にして、次のステップへお進みください。

木曜日は大学院の入学手続き。これもまた本部キャンパスへはるばると。正真正銘の事務作業です。

そして金曜日が学会発表。場所は関西学院大学、神戸です。もちろんスーツ姿。当然の如くネクタイに手間取って駅までダッシュ。今回はダッシュすることを想定して、移動中は普段の靴を履いていました。おかげで楽に間に合う予定だったのですが…。
「すいません!駅までどれくらいですか!?」
「えー、5分か10分くらいですが(ダッシュしながら)。」
「ヘイ、マイク!5分か10分だってよ!(英語)」
…何故ダッシュしている私に道を訊いて、しかも一緒にダッシュするんですか。
「あー!そこ右です右!」
「ヘイ、マイク!そっちじゃなくってよ!(英語)」
…何だこの3人組。

列車の中は異様な光景。普段はがらがらの支線に、何故か黒ずくめの男共がぎっしり。駅からキャンパスも異様な光景、普段は閑静な住宅街を、何故か黒ずくめの男共がぞろぞろ。キャンパス内ですら、そこの学生が戸惑うほどの状況。春休みでひっそりのはずのキャンパスに、何故か黒ずくめの男共がわらわら。

学会発表自体は、スクリーンが遠くて指し示すのに相当苦労はしたものの、どうにかつつがなく、と言ったところ。発表している私が4回生であることはバレバレな感じでしたので、質疑にも若干手加減が入っている感じでしたが。ちなみに、私の分野は規模が小さい感じでした。こういうのは会場の大きさ、という形でもろに顕れてきますね。若干花形の分野がうらやましい感じではありました。

土日は帰省。学位記を見せに帰ってこい、ということでしたので。それにしても、喜んでもらえるのは有り難いものです。卒業したという実感も何となくわいてきますし。ここまでよく支えてくださいました、お礼を申し上げると共に、これからもうしばらく、よろしくお願いいたします。そんなわけで、学位記の価値というものは、本人以上に親の方がよく分かるのかも知れません。正確なところはどうか分かりませんが。ええ、ですから、粗末にはしないでくださるのは分かるのですが、拝んだり額に入れたりするのはやめてください、ハズいから。

そんなこんなの一週間、一連のイベントが終了して、ようやく一息といった感じです。
「で、実はあと2台コンピュータ頼んであるから、それもやってほしい。設定とかは基本的に同じだから。」

…いつからメカキャラなのですか、本当に。

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